【中山金杯】テリトーリアルよりショウナンバルディの理由

今年のテリトーリアルの買い要素

昨年1枠1番で11番人気3着と激走したテリトーリアルが、今年も1枠2番を引き当て人気になっているようです(1/5朝現在 単勝7.5倍3番人気)。

陣営コメントでは、前走中日新聞杯の負けは「馬群の中に入って、早めに動けなかった」「決めて勝負で分が悪かった」ことが理由とし、「今回は自分から動く」と発言しています。

2走前の福島記念で3着があるように、まだこのクラスで通用する地力は証明。
ウインブライトやウインイクシードのように先行して福島記念好走した馬は、中山金杯で好結果を残してきた実績もあります。

さらに、福島記念で先着を許したバイオスパークとヴァンケドミンゴの差し馬2頭を7枠、8枠と不利な外枠に入った。となると、古馬中距離路線組の中で最上位評価になるのは仕方のないことでしょう。

ショウナンバルディをテリトーリアルより評価する理由

一方、ショウナンバルディ。
前走中日新聞杯でテリトーリアルより0.4差つけて先着しているにも関わらず、単勝20.0倍9番人気と低評価。(1/5朝現在)

まず、前走も含め中京2000mは激走続きの好相性の舞台。いくら前走GⅢで4着しようとも、中山競馬場でその実績を鵜呑みにはできない。
さらにその中山競馬場は初めてのレースで、近似値と目される4走前の福島競馬場2000mの3勝クラスで2番人気13着としたのも低評価の要因でしょう。

しかし、その福島でのレースは、外枠から逃げる形になってのもの。折り合いに不安がある馬ゆえにハナをきる形になったことで、道中かかり気味になった上に、さらに外から早めにかぶせられたことでペースも厳しくなってしまいました。
ある意味負けるべくして負けたレース。
今回は3枠と内目の枠に入った上に、積極策を示唆しているテリトーリアルが1枠とさらに内枠にいることで、前走同様先行~好位ぐらいをとることができるでしょう。

中日新聞杯でのショウナンバルディの見どころ

さら中日新聞杯でのショウナンバルディのレースぶりは、4コーナー5番手を内から脚を使い、残り1ハロンの位置では先頭争い。その後後ろから伸びてきた馬に差されて4着となりましたが、その短い時間でのダッシュ力は中京よりもむしろ直線の短い中山向きと見ます。

人気のある馬は弱みを探せ、人気のない馬は強みを探せ。というのが馬券の基本。
テリトーリアルとショウナンバルディにここまで人気差があるならショウナンバルディ本命で勝負してみましょう。

◎ ⑤ショウナンバルディ
〇 ②テリトーリアル
▲ ⑨ヒシイグアス
☆ ⑥カデナ

ちなみに、鞍上の津村騎手は今日(1/5)誕生日です。

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