有馬記念の穴パターンは

【中山苦手じゃないのに…】

データ派、多数派と同じ馬券を買っていたら、競馬に勝てない。
大手の予想と違う、オルタナティブ(主流派とは異なる)な予想戦略が当ブログの基本方針。

普通に考えれば、まあ上位人気で決まりがちな有馬記念。
過去10年間で1~3番人気がすべて馬券外にトンだのは2015年の1度だけ。

とはいえ、4番人気・5番人気は馬券内にきているので、人気馬総崩れとは言い難い。
となると、2015年でいうところの8番人気ゴールドアクターに本命を打てるような基準がほしい。


データ分析によって、スコアが上がる馬の特徴のひとつに、競馬場実績があります。
同じコース、同じ競馬場でおこなわれたレースで結果を出した馬。
それも平場ではなく重賞で結果を出した馬。
こういった馬がデータ的には好走確立が高い。当たり前ですが。

自分も競馬場実績は重視します。ただ、人気馬ではなく人気のない馬の競馬場実績です。

【中山苦手と解釈されたゴールドアクター】

上記はゴールドアクターの成績です。
有馬記念に至るまでに、菊花賞で3着した後3連勝でアルゼンチン共和国杯を制しました。

GⅠ実績もあり、しかも連勝の勢いもある。
これだけ聞くと人気になりそうな下馬評ですが、中山実績がなかった。

どちらかと言えば、中山向きじゃなさそうな実績しかなかった。
札幌・函館・京都という平坦コース。
東京という長い直線があるコース。
こういうコースで活躍できる馬は、急坂があり直線の短い中山ではコロッと負けるだろう、と。それが8番人気という低評価につながってしまった。

(むしろ、函館→東京という求められるものが真逆のコースで連勝した時点で、只者ではない、という評価をしておくべきですが)

だけど、ゴールドアクターは3歳春までに中山で3回走り、1勝2着1回と実績があった。3歳限定の平場を実績と言えないなら、少なくとも中山を苦手とする馬ではなかったはず。3戦とも人気より上の着順というのもその証明です。

【中山実績あったはずなのに…】

逆のパターンの代表格は、2014年の有馬記念で9番人気2着のトゥザワールドです。
その年の皐月賞1番人気2着、セントライト記念2番人気2着と実績を積んでいたにも関わらず、菊花賞2番人気16着で評価が急落してしまった。

それこそ京都コースと中山コースに求められる適正は真逆なので、京都でいくら負けてもノーカンなのに、16着のインパクトが強すぎた。

【今年の有馬記念でこのパターンに当てはまるのは?】

今年の有馬記念、この見地から人気のなさそうな馬を考えると、
オーソリティ、バビットあたりでしょうか。

オーソリティは、中山より東京のパフォーマンスが良くみえるが、中山でもそれなり好走しているタイプ。(しかも負けた中山は、重馬場やスタート後の不利など言い訳できる内容)

バビットは、連勝でセントライト記念を勝った後に、菊花賞で大負けしたタイプ。あきらかに菊花賞より有馬記念の方がコース的にも良いでしょう。

あとは枠順がどうなるか…。

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