【バビットが1枠1番になった】
前回のブログで、中山実績あるのに菊花賞大負けで評価急落→有馬記念で激走というトゥザワールドと似ているということでバビットを取り上げましたが、
なんと1枠1番を引いてしまった。
好走枠であることは喜ばしいのですが、これで中途半端に人気になったら買い難い。逆に世間も同じような見解で、当日も単勝50倍ぐらいなら買いたいところですが、1枠1番の逃げってどうなんですかね。思ってる以上に各馬の目標にされて楽にいけなそうな気がするのですが…。
武豊&キタサンブラック(1枠で2番人気2着)みたいに堂々の実力馬ならまだしも、内田&バビットはそもそも穴馬としての期待なので、むしろ真ん中ぐらいの目立たない枠を引いてほしかった(笑)
【逆に前走激走してしまった馬は買えるのか】
前走2ケタ人気の馬が馬券内にくるような大駆けがあった次走の評価は一様ではありません。
②前走をマグレ扱いして下位人気のまま
2012年の有馬記念で10番人気2着のオーシャンブルーがこの②パターンでした。
前走GⅡ金鯱賞を6番人気で1着ながら、本番はさらに人気が落ちていました。
距離も長くなるし、相手も強化されるし、ということで人気がなかったことは想像に難くありません。
ここで考えるべきことは、前走激走馬の買える条件は何かということ。
有馬記念時点でのオーシャンブルーの条件を分解してみると
②2500m経験済み(アルゼンチン共和国杯・5番人気5着)
③前走と有馬記念の騎手が同じ(ルメール)
激走の定義を「人気より3以上良い着順を残して5着内」とした場合、
今年のメンバーで、前走大駆けしているのは
・モズベッロ(宝塚記念・12番人気3着)
・フィエールマン(天皇賞秋・5番人気2着)
・サラキア(エリザベス女王杯・5番人気2着)
・オセアグレイト(ステイヤーズS・7番人気1着)
それぞれ該当している条件は
・モズベッロ ①②
・フィエールマン ①②
・サラキア なし
・オセアグレイト ①②③
【ステイヤーズSと有馬記念の関係】
うーん、オセアグレイトか…
何にも該当していないけど中距離馬のサラキアの方がきそうな雰囲気があるような。
今年の有馬記念でこんなにオセアグレイトを買いそうになっている人間は他にいないんじゃないだろうか。本末転倒だが、こないと思うよ、オセアグレイト。
過去20年ステイヤーズSを買って有馬記念で馬券になった馬はいなくて、(1999年有馬記念3着のテイエムオペラオーはステイヤーズS2着)、2009年の勝ち馬フォゲッタブルが有馬記念で4着したのが最上位。
この時の鞍上はルメール。クイーンズリングも鞍上はルメールだったし、
①②にしか該当していないけど、鞍上がルメールに替わるフィエールマンが固いのではないでしょうか。
今年の有馬記念では、ちょっとうまくハマる該当馬がいませんでしたが、
前走激走馬の取り捨てからそのレースの馬券を組み立てるのは有効なので、
別のレースで買い方をまとめてみましょう。
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