【有馬記念回顧】前走激走馬の取り捨て再考

【やはりいらなかったバビット&オセアグレイト】

前週頭の段階でトゥザワールド的穴馬っぽさがあったバビットと、
オーシャンブルー的穴馬っぽさがあっとオセアグレイト。

しかしバビットは1枠1番をひいたことで、当事者も馬券購入者も妙に意識するかたちとなり妙味が減り買いにくい形に。
オセアグレイトは絶対的に不利な大外枠&有馬記念実績皆無なステイヤーズS勝ち馬ということで買えず。
案の定この2頭は一銭も買う必要がありませんでした。

【前走激走馬サラキアの取り捨てから考えたこと】

オーシャンブルー的穴馬としてあげたのは以下の4頭。

・モズベッロ(宝塚記念・12番人気3着)
・フィエールマン(天皇賞秋・5番人気2着)
・サラキア(エリザベス女王杯・5番人気2着)
・オセアグレイト(ステイヤーズS・7番人気1着)

オセアグレイトは前述の通りで、モズベッロは外傷後長期休養明けでさすがに買いの対象にならず。

残った2頭のうち距離実績とコース実績があり、有馬記念実績抜群のルメールに乗り替わるフィエールマンが固かろうという結論でしたが、それをクビ差交わして2着に飛び込んだのがサラキアでした。

今回サラキアを推奨できなかったのは、距離実績もコース実績もなく、騎手も乗り替わりとオーシャンブルーが穴をあけた時の要素と重なる部分がなかったから。
そして、2走連続で激走(人気より3以上良い着順を残して5着内)していたことが、私を弱気にさせました。

【“2連続激走している”だけで評価はマイナスにしてはならない】

確かに条件クラスの馬だと、激走はできて2回まで。
激走→激走→大負け
ありがちなのがこんなパターン。
例えば12月26日土曜日 中山8Rに出走したエターナルダイヤ。

7番人気1着→8番人気3着と激走を続けて、今回は7番人気と人気も手ごろ。
しかも中山コース実績ありということで狙いたいところですが、激走3回連続はない、という危険信号の通り、今回の結果は8着と見せ場なし。

ただ、これからは「2連続激走している馬は消し」ではなく、
「2連続激走している馬は、前走激走馬の穴パターン対象ではない」ぐらいの扱いの方が良いのかもしれませんね。
他に積極的に買える穴パターンがあれば買う、というスタンス。

というか単純に、前走GⅠで2着しているのに人気が急落しているんだったら、そこの妙味を感じて買うべきでした。無念。

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