小倉騎手ランキング│冬の小倉レース別に騎手を攻略する(朝イチ・午前・午後・メイン・最終)データの見方と再解釈・優勝騎手の見つけ方

冬の小倉競馬(1~2月)騎手ランキング

レース別勝率ランキング

過去5年における冬の小倉競馬場 1~12R別 騎手勝率ランキング(機会数10以上・6Rのみ5以上)
R数 1位 2位 3位 4位 5位
1R 北村友一 山田敬士 斎藤新 松若風馬 藤岡康太
21.4% 20.0% 20.0% 18.8% 15.8%
2R 横山武史 吉田隼人  木幡初也  藤岡康太  西村淳也
21.4% 21.1% 15.4% 15.4% 15.4%
3R 松若風馬 小崎綾也 荻野極 藤岡康太  団野大成
20.0% 18.2% 16.7% 13.0% 10.0%
4R 丸田恭介 横山武史 秋山真一郎 西村淳也 丹内祐次
20.0% 18.8% 18.2% 15.4% 16.0%
5R 北村友一 菱田裕二 西村淳也 横山武史 松若風馬
20.0% 14.3% 13.3% 10.0% 9.1%
6R 松山弘平 斎藤新 藤岡康太  吉田隼人  丹内祐次
20.0% 20.0% 14.3% 11.1% 9.1%
7R 西村淳也 藤岡佑介 横山武史 北村友一 荻野極
30.0% 20.0% 18.2% 9.1% 9.1%
8R 藤岡佑介 丸山元気 藤田菜七子 丹内祐次 吉田隼人
30.0% 18.2% 18.2% 10.0% 10.0%
9R 藤田菜七子 丹内祐次 吉田隼人 藤岡康太  鮫島克駿
20.0% 17.6% 16.7% 8.3% 0.0%
10R 北村友一 鮫島克駿 丸山元気 松若風馬 藤岡佑介
33.3% 23.5% 14.3% 10.0% 9.1%
11R 藤岡佑介 鮫島克駿 吉田隼人 坂井学 柴山雄一
38.5% 15.0% 13.0% 10.0% 10.0%
12R 秋山真一郎 菱田裕二 藤岡佑介 丸田恭介 松若風馬
23.1% 21.7% 15.4% 15.0% 14.3%

【1R】2位の山田騎手と斎藤騎手はともに機会数10回で2勝だが、平均人気は山田12.3に対し斎藤6.1と2倍の差。極論すれば馬質に2倍の差がありながらこの成績。ちなみにTOP10騎手で平均人気より平均着順が良い騎手は山田騎手だけです。

【2R】4位藤岡康太騎手を除く4人とも単勝回収率120%超。

【3R】例年この時期の小倉3Rは芝の1200mか2000mが組まれることが多いのですが、2021年はダートの短距離中心の番組編成になりそう?
なので上記傾向はあまり参考にならないかも。

【4R】ここも例年なら芝の中距離中心なのですが、2021年は障害未勝利戦中心か?
ちなみに障害レースなら、植野貴也騎手、上野翔騎手が同率1位です。

【5R】新馬戦が組まれがちな5R。単勝回収率は全員100%未満という混迷度合い。なかでも北村友一騎手は勝率1位ながらも、人気の新馬に騎乗し馬券外に飛ぶこと多数。未勝利戦でこそ買いか。

【6R】なぜか近5年で10回以上騎乗した騎手が丹内騎手しかいないお昼のレース。機会数を5回以上に変更しても2勝以上した騎手がいない。

【7R】西村騎手が圧倒的。勝率30.0%・連対率40.0%・複勝率50.0%。デビュー1年目の成績を除けば、勝率42.8%・連対率57.1%・複勝率71.4にまで上昇。
7Rで中心は芝1勝クラスだが、人気馬でしっかり結果を残している。

【8R】上位3騎手は、人気馬でも穴馬でも好成績。単勝回収率だけでなく複勝回収率も100%を超えている。
4位丹内騎手は騎乗数が多いにも関わらず平均人気より平均着順が良い。見た目の勝率以上に乗れている印象。

【9R】ここも近5年の騎乗数10回以上の騎手が少ないレース。
1位藤田騎手は1~5番人気の騎乗馬に限れば、連対率60.0%。人気にはしっかり応えている。
5位鮫島克駿騎手は勝率0.0%ですが、複勝率は27.3%あります。

【10R】準メインレース。有力馬で人気に応える1位北村友一騎手の成績が際立つ。しかし近年は第3場を卒業した感があるのは残念。
そこで近年騎乗機会数を増やし始めている騎手として、勝浦騎手に注目。
2020年冬は10Rに4回騎乗して、2-0-1-1。しかも馬券に絡んだのは7番人気、14番人気、13番人気という穴男ぶり。まさに「冬の小倉準メインのニュースター」といえるでしょう。

【11R】メインレース。1位は藤岡佑介騎手。このクラスで営業上手な騎手が第3場にくればメインレースで有力馬が集まるのは必然。単勝平均オッズは10.2倍と妙味はないですが、短距離でも長距離でも人気馬をしっかり上位にもってきます。特に2600mなら7~8番人気でも3連複のヒモにはいれたいところ。

【12R】最終レース。1位は秋山騎手。4~5番人気ぐらいで馬券内にくる。ただ大穴をあけることはないので、一発逆転を狙っては買えない。
穴で買うなら、10Rに引き続きここも勝浦騎手。2020年冬の小倉開催では、最終レースだけで6番人気以下の馬に7回騎乗し、2着1回・3着3回。複勝率57.1%、複勝回収率288%。騎手買いできる数字でしょう。
メインレースに引き続き藤岡佑介騎手が3位にランクインしているが、こちらの単勝回収率は55%。複勝回収率は133%あるが、1番人気3着みたいな結果も多いです。

芝・ダート別 騎手勝率ランキング

過去5年における冬の小倉競馬場 芝・ダート別 騎手勝率ランキング(機会数40以上)
馬場 1位 2位 3位 4位 5位
藤岡佑介 西村淳也 酒井学 北村友一 松山弘平
18.3% 13.0% 10.5% 10.4% 9.6%
ダート 藤岡康太 北村友一 松若風馬 藤岡佑介 横山武史
17.8% 16.3% 12.9% 12.2% 11.9%

藤岡兄弟が各1位。番組編成の傾向として芝のレースは午後、ダートのレースは午前中に固まるので、そこに成績の差がでているのでしょう。
北村友一騎手、松山弘平騎手、横山武史騎手あたりが冬の小倉を卒業したのは寂しいですが、新しい活躍騎手を見つけましょう。

冬の小倉の勝浦騎手の単勝オッズ別成績

近3年における冬の小倉競馬場 勝浦騎手の単勝オッズ別成績
単勝オッズ 勝率 連対率 複勝率 単回率 複回率
1.0~4.9 0.0% 0.0% 0.0% 0% 0%
5.0~49.9 12.9% 32.3% 48.4% 251% 229%
50.0~ 0.0% 0.0% 4.8% 0% 49%

おまけとして、冬の小倉の期待のニュースター・勝浦騎手のオッズ別成績です。
単勝オッズ4.9倍以下の人気馬で全く馬券になってないところもイイですね。
またオッズ50.0倍以上の穴も順当に期待値が低いです。
みんなが絶妙に見逃してしまう人気のときに馬券になる、そんあ勝浦騎手の魅力に今年は注目しましょう。

小倉競馬場のご当地騎手

福岡県にある小倉競馬場ということで、九州およびお隣の山口県出身のJRA所属騎手をご紹介します。

福岡出身のJRA騎手

田博幸 │美浦│1970年7月26日生まれ
中悠太郎│美浦│1996年12月29日生まれ
須栄彦 │栗東│1991年11月9日生まれ
中俊  │栗東│1988年12月25日生まれ

佐賀県出身の騎手

田将雅 │栗東│1985年10月15日生まれ
島良太 │栗東│1987年2月4日生まれ
島克駿 │栗東│1996年10月18日生まれ

川田騎手は公営佐賀競馬場の騎手・調教師を輩出している競馬一家の出身です。
同じく鮫島兄弟の父親も公営佐賀競馬関係者。当地のトップジョッキー鮫島克也騎手です。(鮫島克也騎手は地方通算5000勝をあげ、中央ではウオッカの新馬線に騎乗しています。)

長崎県出身の騎手

浜雄造 │栗東│1979年9月25日生まれ

熊本県出身の騎手

野翔  │美浦│1985年12月23日生まれ
倉稜  │栗東│1991年9月4日生まれ

鹿児島県出身の騎手

牧太  │栗東│1967年9月7日生まれ
英明  │栗東│1976年1月12日生まれ
田大作 │栗東│1978年9月13日生まれ

山口県出身の騎手

谷楓真 │栗東│2001年12月18日生まれ

冬の小倉で活躍しているご当地騎手は、鮫島克駿騎手ぐらいでしょうか。
福島開催の田辺騎手や、北海道・函館開催の丹内騎手みたいな特注騎手はいませんね。

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